〈コンセプト・特色〉
長期療養と医療の統合モデル
〈取り組みの概要〉
在宅医療のためのホームケアエージェンシー、介護サービスのための機能療法エージェンシー、介護関連の在宅障害者プログラムのためのクリニック、家族介護者サポートプログラム、介護ケースマネージャープログラム、在宅サービスのためのホームケアエージェンシーを組み込んだ地域密着型のテーマを持つクリニックです。スタッフの総数は約12名です。
〈運営主体について〉
クリニック、ホームケアホーム、作業療法ホーム、サイトプランニングプログラムなど、4つの小さなグループからなる会社です。
〈取り組みをスタートした時期〉
2020年1月1日
〈取り組みのきっかけ〉
キャンパス企画は日本の「ものがたりクリニック」に基づいています。クリニックと在宅ケアセンターの複合サービスモデルの取り組みは、2019年11月に岐阜市の小笠原内科クリニックを訪問したことがきっかけです。
〈運営コストについて〉
初期に必要なスタートアップ資金約300万円は、クリニックマネージャーの貯金とクレジット・ファシリティで賄い、2020年12月からの月次損益を均衡させることができました。
〈運営に必要な費用概算〉
80万台湾ドル
〈運営資金の確保〉
介護保険、健康保険、その他の政府補助金
〈これまでに苦労したことと、それをどのように乗り越えてきたか〉
①初期の資金需要に対して、クレジット・ローンや住宅ローンに頼るものでした。
②自由な出勤方法は、厳格な労働法に合わせていかなくてはなりませんでした。
〈うまくいっていること、やってよかったと思うこと〉
これまでの訪問サービスに戻すことにより、カード発行の事務作業を簡略化でき、仕事の流れがスムーズになりました。
〈うまくいっていないこと、今、悩んでいること〉
現状では、サービス提供に対する対価がまだ少なく、損益のバランスを保つために非常に苦労しています。
スタッフの数が多くなると、マネジメントの抜け道ができてしまい、不平等な仕事に同じ給料では、がんばっているスタッフが報われなくなってしまいます。
〈持続させるための仕組みや工夫〉
オペレーショナル・パフォーマンス・マネジメントを開始し、勤勉なスタッフを評価することで、精神的な変化をもたらしました。
〈今後のビジョン〉
医療と介護の融合というサービスモデルが、真に補完し合い、全体の収益を向上させ、真に実現可能なサービスモデルとなることを期待しています。
■事業名:維揚診所
■事業者名:陳英詔
■取材協力者名:陳英詔
■事業所住所:宜蘭縣羅東鎮中山路四段11巷6號